ニャン家族が増えました!眷属4ニャンと暮らすねこまた女の徒然です。
八甲田山 死の彷徨
2012年09月21日 (金) | 編集 |
八甲田山には思い出がある。



私がまだ小学生だった頃、邦画はパンチがある作品が多かったように思う。
と言っても映画など観に行ったことはなかったけれど。
それなのに強い印象があるのは、映画のキャッチコピーが鮮烈だったからだろう。
映画【八甲田山】のキャッチコピーは憶えていない。
憶えているのは、北大路欣也さんの台詞である。

「天は我々を見放した」

映画は今に至るまで観ていないけれど、この台詞は何度も耳にした。
まだ若かった北大路さんは、その頃から非常に上手な役者さんだった。
その悲壮な台詞は、子どもの心にもズシン!と響いたのだ。

私は【八甲田山】を観ていないけれど、亡くなった次兄は映画館で観た。
そしてその内容の一部を、私に話して聞かせてくれた。
兄の話は非常に断片的だったけれど、それも強い印象を残した。
兄の話した内容は、おしっこ に関するものだった

手袋を借りてした兵隊さんは助かって、
そうしなかった兵隊さんは死んだんだぞ!


いまだに映画を観ていないので、兄がどういう事を言っていたのかは?である。
でも私はその兄の断片的な話で、映画の壮絶な内容を理解したのだから不思議である。
実際、原作にもその種の記述がある。
凍傷に罹患し指を思うように使えなくなった兵士は、そのまま垂れ流し、
それが故に体の芯を冷やして疲労凍死していくのだ。
哀れで読んでいても辛かった。

私が10歳の時、兄はあの世へと旅立った。
本が好きだった私は、いつか【八甲田山 死の彷徨】を読みたいと思っていた。
43歳になってようやく読めた。
遭難の経緯はあくまでも淡々と語られる。
それがかえってこの出来事の悲惨さを感じさせた。
雪中行軍に参加した青森第5連隊の210名中、生存者は僅かに11名。
199名が尊い命を犠牲にした。
いつか八甲田山に登ってみたい。
そして彼らの慰霊碑に花を手向けたい、私はそう思った。

ここまで書いてきて、ふと思った。
この記事のカテゴリは何にしよう?
山♪にすべきか?はたまた思い出にするべきか?
八甲田山に登ったことはないから、やはり兄との思い出を取ろう。

因みに八甲田山という単独峰はない。
八甲田山系という火山群の総称が八甲田山で、
百名山になっているのは、最高峰である大岳(1584m)である。

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