ニャン家族が増えました!眷属4ニャンと暮らすねこまた女の徒然です。
明けない夜はない~富士山敗退記録その7~
2014年09月22日 (月) | 編集 |
辛い気持ちを抱えたまま、私は身体を休めていた。
一区画に3人で寝るという、非常に快適な状況だった。
山屋ではない方にとっては、見知らぬ他人と雑魚寝は、
十分に嫌な状況であろうが、私は平気である。
私と一緒の区画になったのは父子連れだった。
子どもさんを真ん中にしてください
山荘スタッフが気配りしてくれた。
キッチリ仕事をしてくれたことに感謝

消灯時間は8時、私はその大分前から休んでいた。
消灯後に山荘に到着したパーティーがあった。
仮眠もソコソコで夜中の2時には出発するらしい。
ガイドらしき人の説明が聞こえてきた。
そうか・・・・夜中の2時に出れば登頂出来るのか・・・・
でも、私の身体はその時間までに回復しそうになかった。

山小屋でステイして速やかに下山してください

ガイドからそう云われていたことが頭にあり、
登頂へ気持ちを切り替えることも難しかった・・・・
山は体力もさることながら気力も重要なのだ。
私は気力で登る人だとよく云われる。
その気力が湧かないのだからどうしようもない

いろいろな想いが去来した。
今夏、私はこの富士登山に賭けていた。
家庭の事情で思うように登りに行けなかったし、
せっかく予定していても天候に阻まれご破算
だから、、、、だからせめてこの富士山だけは何とかしたかった。
そういう強い想いがあったのに、結果があまりにもお粗末だった。
高山病リスクも考え、わざわざ一合目からのツアーにしたのに、
こんな結果になるとは・・・・敗退するなんて考えもしなかった。

長いこと山に親しんできたけれど、
私は槍ヶ岳にも剱岳にも穂高連峰にも行けていない。
機会がなかったこともある。
そういった山々に最近山を始めたばかりの人たちが、
まるで私をあざ笑うかのように簡単に登頂している。
正直悲しかったし、情けなかった。
私は山に愛されていないのだろうか
愛されていないのなら、山なんてやめてしまおう
私の中でそんな結論が出されつつあった・・・・。

暗い想念に沈んでいた間に、大多数の宿泊者は山荘を後にしていた。
ご来光を山頂で迎えるために、順次山頂へ出発して行った。
外もだんだん明るくなってきている。
隣の区画には誰もいなくなった。
私は隣に移動し、身体を拭い着替えた。
不思議なモノで身支度を整えたら、気持ちもスッキリした。

そうだココでご来光を拝見しよう

山荘スタッフがもうすぐご来光ですよと告げに来た。
明けない夜がないように、人の気持ちも暗く沈み続けることは難しい。
世界は美しいのに、その美しさに背を向けて生きる必要などない

山荘には結構人が残っていた。
皆さん、ご来光を待つために外に出てきた。
私と同じ区画で寝ていた父子は・・・・起きてこなかった
空にはまだ月があった。
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空は少しずつその色合いを変化させていく。
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空の色が変わる瞬間というのは、いつ見ても美しい。
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登山者はひたすらに待つ。
ご来光はいつ見ても神々しい。
世界は本当に美しい・・・・素直にそう思う瞬間だ。
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カメラを構えて待っている。
その瞬間をひたすらに待っている。
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あまり上手く撮れませんでしたが、パノラマモードで撮影した雲海
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自然が生み出す色彩は、限りなく美しい。
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忘れちゃいけないよね
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世界はこんなにも美しいということを・・・・
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それなのに私は何を思い煩っていたのだろう
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お日様にありがとうを云わないとね
ご来光と共に、暗い想念に囚われていた私は、
文字どおり復活した
さあ、食事が済んだら張り切って下山するぞ

心理を学んでいる時に、同窓の友に云われたことがありました。
あなたは物事のとらえ方を切り替えるのが上手いと。
人はついつい物事のマイナス面ばかりを見てしまいがちですが、
どんな事にも何かしらプラスの要素もあるものなのです。
逆に言うと、そのように考えられる柔軟性があるようなら、
その人のメンタルは比較的安定しているのだと思います。
ただ、打ちのめされると、人は思考の柔軟性を失くしてしまいます。
そういう時は第三者の力を、遠慮なく借りればいいと思うのです。
ストレッチでは対処できないほどに体が固まってしまったら、
私たちは接骨院に行ったりしますよね
それと同じで思考の柔軟性を取り戻せないようだったら、
専門家によるカウンセリングを受ければいいのです。
カウンセリングは第三者による心のストレッチと考えています。
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コメント
この記事へのコメント
素敵な文章、素敵な写真。
雲海、いいですねえ!
私もこんな風景をまた見てみたいです。
2014/09/23(火) 21:42:48 | URL | だだ #-[ 編集]
☆だださんへ
お返事遅くなりました<(_ _)>
ブログ名が変わっていたので、ちょっとビックリしました。
でも、相変わらずの楽しさ(*^_^*)
ほぼ毎日覗きに行っておりますよ。
ステキな文章を書かれるだたさんに、お褒めいただき恐縮です。
来年、可能なら富士山にご一緒したいです。
あっ六甲山に一緒に登るのも楽しいかも(*^_^*)
2014/10/03(金) 09:42:54 | URL | トマシーナ #-[ 編集]
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